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熊野磨崖仏

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所在地
大分県豊後高田市田染平野
駐車場
15台程度/大型バスは熊野会館前の駐車場をご利用下さい。
注意
熊野磨崖仏への道のりには急な石段があります。スニーカーなどの動きやすい服装で参拝ください。

 熊野社の参道脇の岩壁に彫られた巨大な磨崖仏。古くは大日岩屋・不動岩屋と呼ばれた霊場で、山深いの神秘的な空間につくられています。向かって右側の如来形像は、大日如来として信仰されてきたものです。像高は681cmで、鋭く彫り出された螺髪、引き締まった頬、ハッキリとした目鼻立ちから平安時代中期の造顕と推定されており、大分県最古の石仏でもあります。像上部には3つの種子曼荼羅が彫りこまれており、一般に熊野曼荼羅の形式をとるとされ、この地に熊野信仰がもたらされた鎌倉時代に追刻されたと考えられています。向かって左側の不動明王像は像高807cmで、風食のために確認しづらいですが、左右に二童子を従える三尊形式で彫られています。丸顔の優しくユーモラスな表情が特徴的ですが、天地眼・辮髪をあらわし、利剣を持つ姿が確認できます。鎌倉時代の作と考えられています。国指定重要文化財及び国指定史跡。

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