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国宝・富貴寺大堂壁画の彩色模写画を市立図書館で公開しています!

掲載日2018年10月26日

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最新の技術で創建当時の「富貴寺大堂」がよみがえる!

 国宝・富貴寺大堂は、九州最古の木造建築や阿弥陀堂建築の代表的遺構という建築的な評価はもとより、堂内を飾る壁画の数々は、平安時代の浄土教芸術の粋として高い評価を受けています(国指定重要文化財)。平成27~28年度には文化庁直轄事業として、建造物彩色の選定保存技術保持者である馬場良治画伯によって、富貴寺大堂壁画の彩色復元模写画が作成されました。

 今回、彩色復元が行われた箇所は、富貴寺大堂内陣の中でも、《長押》部分の宝相華文や、《四天柱》部分の環帯文などの極彩色の文様です。これまで、大堂壁画の復元・模写は度々行われてきましたが、今回の模写は最新の彩色研究や科学分析の成果・知見を反映しており、より創建当時の色彩に近いものとなりました。

  この度、豊後高田市教育委員会では、文化財保護・地域理解を深めることを目的として、文化庁より模写画を長期借用して、広く市民の皆さんに展示公開することとしました。
 ぜひ、この機会に色鮮やかな絵の具の質感とともに、富貴寺大堂創建当時の壁画の輝きに思いを巡らせて頂ければと思います。

○国宝富貴寺大堂 建築彩色模写画 展示公開○

・公開期間  平成31年1月21日(月)まで
        ※市立図書館 開館時間 平日:午前10時~午後7時
        土曜:午前 9時~午後8時
        日祝:午前 9時~午後5時
        休 館 日 毎週火曜日・年末年始・特別資料整理期間
・会   場  豊後高田市立図書館 ロビー(展示ケース)
 

模写画の展示の様子