烏帽子岳観音薬師堂は烏帽子嶽観音堂六郷満山30番礼所である。
猛嶋神社の西北にそびえる岳山(烏帽子岳)の八合目付近の薬師堂(享保5年・1720庚子村内庄屋が再興とあり)、で十一面観音菩薩が祀られていたが昭和30年ころ盗難にあい現存しない。盗難を逃れた仏像の一部は山麓の福壽寺に祀られてる。
稚児落としの宝篋印塔(享保5年・1720建立)と共に地域信仰の一つ。
近年まで村民が集まり堂内で災いや日照りなどがあると百万遍(大数珠)で祈祷していた。
(浄土宗大本山百萬遍知恩寺大念珠繰りで有名であるものと同じ)